田口貫太騎手、笠松の騎手だった父からのアドバイスを胸にデビュー 土日の阪神で9鞍を予定

元騎手の父からも助言を受けて臨む田口
元騎手の父からも助言を受けて臨む田口

 田口貫太騎手(19)=栗東・大橋厩舎=は、両親がともに笠松の元騎手という競馬一家で育った。「目指していた場所。楽しみの方が大きいですが、少し不安もあります」と緊張をのぞかせたが、1年目の目標を「30勝以上して、JRA賞の対象になること」と掲げた。

 デビューウィークは土日合わせて9頭に騎乗。なかでも注目は、中央再転入馬で特別初騎乗となる土曜9R・千里山特別のビルボードクィーンだ。現在、笠松で調教師をしている父・輝彦さんが前走まで管理。「騎手人生は長いから、焦らずこつこつ頑張れ」と助言された息子には馬の特徴も伝えられており「乗りやすくて折り合いが難しくないタイプ。しまいも長く脚が使えるイメージです」と期待を膨らませる。

 レース当日は両親、姉、弟と家族全員が応援に駆けつける。「勝ちたいですけど、ルールを守ってほかのジョッキーの邪魔をしないように競馬ができれば」。はやる気持ちを抑え、冷静なプレーで初勝利を目指す。

◆騎乗予定

 【土曜阪神】

1Rクリノクリスタル

2Rファストバック

4Rナムラレナード

7Rスズカワールド

9Rビルボードクィーン

12Rタイセイブリリオ

 【日曜阪神】

1Rパルボナール

6Rタマモモンレーブ

9Rニホンピロオーセン

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