3月12日の中京10R・昇竜S(3歳オープン、ダート1400メートル=16頭立て)は、圧倒的1番人気に支持されたグレートサンドシー(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎、父イントゥミスチーフ)が、直線強烈な末脚で差し切った。勝ち時計は1分24秒0(良)。
目の覚めるような追い込みだった。「前半から動けなくて、こういう競馬になりますが、このまま成長してくれればと思います」。手綱を執った川田将雅騎手の言葉通り、レース序盤は後方を追走。4コーナーでは厳しい位置取りだったが、力が違いすぎた。上がり3ハロン36秒2は突出したメンバー最速の決め脚。今後の動向から目が離せなくなってきた。