◆若葉S追い切り(15日、美浦トレセン)
皐月賞トライアルの若葉S・リステッド(18日、阪神=2着まで優先出走権)に参戦するハーツコンチェルトが15日、美浦・Wコースで追い切り、迫力あふれる動きで好仕上がりをアピールした。
外ゴーゴーユタカ(4歳3勝クラス)を約2馬身半追走する形から、直線では脚いろ優勢で馬なりのまま併入フィニッシュ。6ハロン83秒3―11秒8をマークして、スムーズな加速ぶりが光った。駆けつけた松山は「折り合いがついて、ためも利いていて、いい調教ができた。すごくいい馬ですね」と、改めて乗り味の良さを絶賛した。
前走のホープフルSは7着に終わったが、新馬戦で8馬身差Vの素質は侮れない。能力を確信する鞍上は「あとは結果だけですね」と繰り返した。何が何でも皐月賞への切符をつかみ取りにいく。