【阪神11R・若葉S】ショウナンバシットが皐月賞切符をゲット 川田将雅騎手「勝ち切れたのは大きい」

川田将雅騎乗のショウナンバシット(手前)がゴール前でラスハンメルを鼻差かわした(カメラ・高橋 由二)
川田将雅騎乗のショウナンバシット(手前)がゴール前でラスハンメルを鼻差かわした(カメラ・高橋 由二)

 3月18日の阪神11R・若葉S(芝2000メートル=8頭立て、3歳オープン、リステッド、2着まで皐月賞優先出走権)は、僅差の2番人気のショウナンバシット(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)が好位から差し切ってオープン初Vを決めた。勝ち時計は2分2秒7(稍重)。

 川田将雅騎手は「リズム良く競馬を作りたいというところで、彼自身が進みすぎてしまうところもありますので、我慢を伝えながらというところでした。反応してくれているんですが、まだ少し動き切れないところが残っているので、その分、ゴール前はちょっと強めに動いてもらうことになりました」と振り返った。

 続けて「2着馬(ラスハンメル)もしっかり走っていましたし、強い前2頭だと思いますので、そこを何とか勝ち切れたのは大きいなと思います。権利を取らないといけないというところだったので、このように権利を取れて皐月賞に向かえるのは何よりです」と相棒をたたえた。

 1番人気に推されたハーツコンチェルトは4着に敗れ、松山弘平騎手は「返し馬の雰囲気は良かったです。勝ち馬をマークして、ペースも遅かったですし、自分の中では早めに動いて行ったつもりでしたが、勝負どころで思ったより動き切れませんでした。能力はすごく高いと思うんですが…。結果を出せず申し訳ありません」と肩を落とした。

 

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