
3月29日の阪神9R・君子蘭賞(牝馬限定、3歳1勝クラス、芝1800メートル=14頭立て)は池添謙一騎手騎乗で単勝1番人気だったルクスジニア(栗東・平田修厩舎、父キズナ)が逃げ切り、2勝目を挙げた。勝ち時計は1分45秒8(良)。
序盤はわずかに先手争いこそあったが、主導権を握ってからはマイペース。前半5ハロン59秒5の緩やかな流れに落とすと、直線でもしっかり脚を伸ばし、2着に1馬身差をつける完勝だった。
池添騎手は「ゲート裏では今までより我慢が利いていました。道中は2番手の馬にこられたので、前半は噛んでいましたが、直線ではしっかり反応して、しのぎ切ってくれた。力通りに走ってくれました」と振り返った。
これで未勝利からの連勝でオープン入り。「オープン馬になれたので、今後は距離を延ばすか、マイル路線か、様子を見ながら相談すると思います」と池添は今後を見据えていた。