
★中京1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=エコロディーナ
デビュー戦の福島・芝1800メートルでは明らかに距離が長い印象だったが、昨秋からの直近3戦は芝の1400メートル戦に起用。2走前は0秒8差の4着と掲示板に届いている。
ブリックスアンドモルタル産駒は芝の勝ち上がりが多いタイプだが、キャネル(現2勝クラス)のようにダート変更ですぐさま結果を出した馬も少なくはない。
今回は「上位騎手騎乗」と「斤量補正で浮上」の2点が激走馬の要因。特に前者の点では、先週の阪神で2勝を挙げた2年目の柴田裕一郎騎手の勢いに乗りたいところか。
★中山3R・3歳未勝利の馬トク激走馬=サラサエンペラー
主にダートで使われてきたタワーオブロンドン産駒だが、首位争いに加わるまでにはいかず4着3回と掲示板を確保するのが精いっぱいの戦いを強いられている。
激走馬に取り上げられた要因としては「期待値高い偶数馬番」と「前走より枠順が好転」だが、驚くべきは滅多に出ない「80」をマークした仕上指数にある。
今回はハナを主張する馬が不在で先行勢も少ない顔ぶれ。すんなり先手を奪える展開なら仕上指数「80」の上積みを加えて、先行押し切りの形に持ち込めそうだ。
★阪神7R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=ゴールデンチップス
3歳2月の遅いデビューだったエピファネイア産駒。砂の7ハロン戦では崩れたが、6ハロン戦では安定した走りを見せ、4戦目で勝ち上がっている。
今回は11か月ぶりの長期休養明けになるが、コンディション指数&仕上指数はいずれも上位の数値で、今週の栗東・坂路では自己ベストを更新する51秒4をマークしているほどだ。
今回は「馬体重あり馬格上位」と「斤量補正で浮上」の2点で激走馬にピックアップされた。さらにリーディング3位と絶好調の坂井瑠星騎手に乗り替わる点も見逃がせない。