◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神・芝1600メートル)=4月3日、栗東トレセン
ハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)はクイーンCを勝利して賞金加算に成功。桜花賞まで十分な間隔を取って調整できた。大江助手は「前走はどうしても勝っておきたかったレース。時計も速くてタフな競馬だったけど、それを経験できたことは大きいです」と結果に胸を張った。
前走から実戦で装着したチークピーシーズも効果的だ。同助手は「集中力が増しました。ストライドが大きく、それにスピードもついてきてポテンシャルが高い馬です」と長所を挙げた。阪神コースもデビューから2戦経験しており、全く不安はない。「体ももう一回り大きくみせるようになって、成長しています」と伸びしろの大きいハーツクライ産駒。3月9日に急死した父に、勝利を届けることができるか。