【桜花賞】重賞勝ち馬ラヴェルが再び女王撃破へ 陣営「雰囲気はいい」

CWコースで1週前追い切りを消化したラヴェル
CWコースで1週前追い切りを消化したラヴェル

◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神・芝1600メートル)=4月3日、栗東トレセン

 ラヴェル(牝3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キタサンブラック)は出遅れが響いた阪神JF(11着)から前哨戦を使わず、大一番を迎える。福岡助手は「体が増えにくいこともあるし、競馬に使ったあとのダメージも考えて」と桜花賞直行の意図を説明した。

 ゲート練習も3月31日に行っている。同29日の1週前追い切りではCWコースで6ハロン84秒9―11秒4と鋭い動きをみせた。同助手は「先週の追い切り後で454キロ(前走は448キロ)あるし、体が減らなくなってきた。この子なりにカイバは食べていて、雰囲気はいい」と順調な調整ぶりにうなずいた。アルテミスSではリバティアイランドを抑えて重賞Vの実力馬。課題のゲートさえ決まれば、好勝負ができそうだ。

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