◆第83回桜花賞・G1(4月9日、阪神競馬場・芝1600メートル)追い切り=4月5日、栗東トレセン
前走のクイーンC制覇で勢いに乗るハーパー(牝3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)はCWコースで6ハロン82秒9―11秒3をマークした。びっしりと追うこともなかったが、新コンビのクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が騎乗した先週、さらに2週前もCWコースで負荷をかけるメニューを消化。見届けた友道調教師は「ゆったり走らせて、しまいは併せました。1週前を踏まえて、そんなにやることはないと。先週も今週もいい動きでした」と納得の表情を浮かべた。
友道厩舎は現役単独トップの日本ダービー3勝など牡馬クラシック戦線では存在感を示しているが、牝馬クラシックG1はいまだ未勝利。伸びしろ十分のハーツクライ産駒で初勝利を狙う。