おはようございます、山本です。昨日の予告通り、日曜早朝の更新となりました。とはいえ、本日は夜も「第2部」を行う予定。気を長くして、パッチパチにお付き合いくださいませ。
さて、本当は「今日は」と書くつもりでしたが、昨日は4月8日。学生の頃は1学期の始業式が始まる日でした。恐らく小学校、中学、高校の12年間、そうじゃなかったかな。やはり、同じ始業式でも1年の始まりである4月は全く違うワケで、ワタクシの場合は小学校の時は3、4、5年でクラス替え&6年は転校ということで、4月8日は毎年のように周りの環境がリセットされる日。特にクラス替えっていうのは妙にどきどきするもので、今から考えれば先生たちってどうやって決めていたのかな、と今ならながら不思議に思ったりします。
席替えでも盛り上がっていましたねぇ。大体、抽選でしたが、後ろの方の席に決まった時、可愛いあのコの横に決まった時の高揚感たるや半端なかった。懐かしい思い出です。いずれにせよ、今年は4月10日からになるんでしょうかね。これを見ている学生の方は少ないと思うけど新学期、新学年を迎える方はいい一年になることを祈っております。
ということで、そろそろ本題へ。今日も明日の競馬、桜花賞の話題から触れていきましょうか。
予想に関しては紙面を見ていただくとして、オッズ的には想定通りのリバティアイランド(牝、父ドゥラメンテ)1強状態。いくら前哨戦が終わっても、確たる主役が現れないままに進んで牡馬とは実に対照的に、牝馬はリバティ中心という図式が全く揺らがなかった。それだけ、前走の阪神JFが強烈だったということなんでしょうね。ただ、前日もNZTで無敗の2歳王者、ドルチェモアが7着敗戦。まだ、キャリアが浅いというのも事実でして、今日のうちの一面(最終面)じゃないけど、競馬に絶対はないという気持ちも当然、持っています。
その後はやっぱり新勢力が並びましたね、阪神JF上位のシンリョクカ(牝、父サトノダイヤモンド)、ラヴェル(牝、父キタサンブラック)は随分と評価が近い気がする。前者は前走で本命、後者はリバティに唯一先着している馬なんですけどね。ただ、ラヴェルに関しては正直、前に馬を置きながら運べる内枠が欲しかったなという気がします。少し力む面があるので…。
リバティに続く組では友道厩舎のハーパー(牝、父ハーツクライ)は年頭の3歳対談でも取り上げたほどですが、やはりオークス向きという見立てを重視。ただ、潜在能力的には決してヒケを取らないと思っております。
ここからは2歳馬情報。昨日の坂路を上がっている2歳馬で気になったのが須貝厩舎のクイックバイオ(牝、父ブリックスアンドモルタル、母アニメイトバイオ)。お母さんは3歳重賞戦線で活躍した馬です。この馬、須貝調教師への取材の感触がよかったんですよ。「牝馬だけど、馬格があって、しっかりとしています。いい馬です。牝馬だけど、力強い動きをしていますね」と早期始動を見込んでいたのですが、その見立て通りの入厩といった感じでしょうか。
須貝厩舎にはすでに入厩しているテラメリタ(牝、父ブリックスアンドモルタル、母テラノヴァ)の父でもあるのが新種牡馬のブリックスアンドモルタル。この馬、今年の2歳馬取材で名前をよく聞きます。しかも、いい馬として名前の挙がる馬のお父さんってことが結構、多い。米国の芝G1を5勝しており、19年の年度代表馬でもありますが正直、そこまで注目しているワケでもなかったんですけどね。須貝厩舎でいえば、伯父にグロリアムンディを持つユキエチャンの21(牝、父ブリックスアンドモルタル)もいます。馬主は大野照旺氏。「バランスがすごくいいですね。(自身が管理した)お母さんもすごくバランスがよかったんです。いい馬ですよ。あとは気性が走る方向に集中してくれれば」とのことで、こちらも悪くなかったです。
ちなみに他厩舎を見ても音無厩舎のイーグルルノワール(牡、父ブリックスアンドモルタル、母アルティマブラッド)はすでに入っており、評価が悪くない。友道厩舎で仏G1・3勝馬の名牝を母に持つカルデア(牡、父ブリックスアンドモルタル、母サラフィナ)や杉山晴厩舎で伯母のレディアルバローザなど近親に重賞活躍馬の多いクランフォード(牝、父ブリックスアンドモルタル、母エンジェルフェイス)なども感触がいいんですよね。これらの馬に関しては、また後日お伝えすると思いますが、ちょっと急に気になっている種牡馬ではあります。
ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
福島6R・9サンライズプライド(前走時に鞍上&トレーナーから高評価を聞いていた一頭。ただ、レース後に安田隆調教師は「ちょっと太かったですね」と。今回は中1週で輸送競馬。距離短縮も魅力で一気に押し切る)
続いては「馬券王への道 延長戦」です。
阪神2R・14ボタニカルガーデン(外枠、多少脚抜きのいい馬場と好走条件はそろっている)
福島11R・15ショックアクション(馬場や展開的には不向きかもしれないが、脚力上位は確か。前走でも脚は見せている)
中山11R・12サイクロトロン(好走実績ある舞台。もまれにくい外枠もいい)
今日はここまで、また今夜です。ではでは