早いです(栗東)

桜花賞を制した川田将雅騎乗のリバティアイランド(カメラ・高橋 由二)
桜花賞を制した川田将雅騎乗のリバティアイランド(カメラ・高橋 由二)

 こんにちは、山本です。本日2本目の更新となりました。場所は変わり、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、体というのは正直です。会社でのデスクワークが増えて、出勤は午前10時~12時あたりになって来ました。日々、栗東で働いている時は早起きが当たり前でして、自分でも「おじいさんかよ!」と突っ込みたくなるぐらい、午前6時や7時に目が覚めていた。ところが、今は違います。目覚ましをかけなければ、普通に午前8時や9時前なんてこともあったりします。デスクというのは夜遅くまで仕事をしておるのです。

 ただ、ワタクシはありがたいことに、まだ栗東に行っているでしょ。だから、完全な夜型人間にもしたくない。特に栗東出張が近づくと、なおさらです。自宅でも3日前ぐらいから午前6時あたりにアラームをつけるようにしています。栗東もまだ午前7時開門ですからいいんですけど、これが午前5時開門=午前3時半起床になるとさすがにしんどい。健康的に夜型と朝型をうまく使い分けられる人間になりたい…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日はまず、珍しい日曜更新なので桜花賞の極私的振り返りを行いたいと思います。

 一言で言えば、衝撃ですよね。直線入り口の場面では「ない」と思いましたよ、リバティアイランド(牝、父ドゥラメンテ)。ところが、ご存じの通り、外から一気に飲み込んでしまった。今日は本当に前が止まらない、外差しの利かない馬場だったんですよ。2着だったコナコーストはまさにお手本のような立ち回りです。そんな馬場傾向を踏まえると、外からねじ伏せるような、この勝ち方は正直、着差以上に相当な強さです。

 まぁ、穴打ちのワタクシが重箱の隅をつつくとすれば、これだけのパフォーマンスをマイルで見せるということは距離延長でどうなの、という毎度、毎度の短絡的なな考え。大前提として、リバティアイランドの絶対能力の高さは疑いようのないレベルなワケで最低限、今回のメンバーならば距離延長を追い風にできる馬を逆転候補として、取り上げないといけない。となると、戦前から「オークス向き」という陣営の見立てを書いてきた4着のハーパー(牝、父ハーツクライ)はいかにも長距離馬というような加速でしたし、地味ですが少し窮屈だったドゥアイズ(牝、父ルーラーシップ)と久々の実戦だったシンリョクカ(牝、父サトノダイヤモンド)あたりは面白そうな感じ。とはいえ、今年の女王の壁は高いなぁ。

 では、2歳馬情報です。最近の坂路やCWコースに入っている馬を見ていると、今年は池江厩舎の馬が多いなと思うんです。今までの更新でソウルラッシュの弟になるアンバサダー(牡、父マクフィ、母エターナルブーケ)ラウダブル(牡、父キズナ、母クイーンカトリーン)が入っていることはお伝えしましたよね。その後も続々と入ってきているんです。

 まずは現オープンのスマートクラージュを半兄に持つスマートスピア(牡、父キズナ、母レジェトウショウ)。こちらは短距離路戦での活躍を見込んでいるようです。あとはDMMのトラウムライゼ(牡、父モーリス、母ファイナルドリーム)は祖母に仏G3勝ち馬を持つ血統。さらにはインビジブルセルフ(牡、父エピファネイア、母アウェイク)です。

 この馬の名前を見た時には驚きましたね。金子真人HDで、セレクト1歳で2億5000万円がついた素質馬。従兄弟にステラヴェローチェなどがいまして、正直、今年の池江勢のエース候補の一頭と思っていましたから。普通に早いなぁ、と。池江調教師も「雄大な馬体。ダイナミックな走りをする」と評価しているようで、近いうちに訪れる栗東で是非とも入厩後の気配も聞いてみたい存在です。

 あと、昨日の競馬で安田厩舎のミッキーゴージャスが無傷の2連勝。オークスへの参戦を表明していましたが、この弟になるミッキークイーンの21(牡、父ロードカナロア)も管理予定とのことです。「ロードカナロアにしては薄手で、どちらかと言えばお母さん似」と母を手がけていたトレーナーは口にします。秋以降のようですが、クラシック路戦を見据えていくことになると思います。

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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