G1騎乗で引く手あまたの名手に豪州メディア「レーン騎手が日本の富を狙う」…ソダシとのコンビも報道

ダミアン・レーン騎手
ダミアン・レーン騎手

 JRAの短期免許を取得したダミアン・レーン騎手(29)=オーストラリア=が今週から日本で騎乗する。免許期間は4月15日から 6月13日の2か月間で、身元引受調教師が堀 宣行(美浦)、契約馬主が吉田勝己氏。これまでJRA通算482戦 111勝(重賞12勝)の成績を収めてきた豪州の名手が今春のG1シーズンでも存在感を示すか。

 豪州メディア「RACING.COM」は15日、「レーン騎手が日本の富を狙う」と題した記事を掲載。「日本に戻ってくることができて興奮している。JRAでまた乗れることをとても楽しみにしている」とレーンの談話を紹介しつつ、すでにG1競走の騎乗予約が多く舞い込んでいると報じている。

 今週の皐月賞で騎乗するフリームファクシ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)には「良いチャンス」と期待しつつ、2週後の天皇賞・春では、サウジアラビアのレッドシーターフハンデキャップ・G3で勝利に導いたシルヴァ―ソニックとのコンビ、さらにはヴィクトリアマイル、安田記念の騎乗馬についても触れている。「今月末の天皇賞(春)でシルヴァ―ソニックに復帰するのが一番楽しみですし、ソダシはヴィクトリアマイル、セリフォスは安田記念で走ります」とレーンのコメントを掲載。ヴィクトリアマイルと安田記念はまだ確定していないようだが、G1競走では引く手あまたの様子を伝えている。

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