昨年の年度代表馬に輝き、次走の宝塚記念(6月25日、阪神)でG1・4連勝を狙うイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が、ジャパンC(11月26日、東京)を秋の最大目標に据えるローテを検討していることが6月5日、分かった。前走のドバイ・シーマクラシックを快勝しており、ジャパンCで1着となった場合は200万米ドルの褒賞金の交付対象となる。
馬主のシルクレーシングの米本昌史代表はこの日、シルク・ホースクラブの会員向けの新コンテンツ「シルクXR」のマスコミ向けのお披露目会に出席。宝塚記念を目指すイクイノックスについて「ドバイから帰ってきて、実際に牧場での立ち上げもスムーズにいきました」と説明。さらに今後の見通しについては、「ドバイ・シーマクラシックを勝ったので、後半の最大目標はジャパンCを柱に考えたいなと思っています」と明かした。