【七夕賞】ククナは順調そのものも馬場状態がカギ 栗田調教師「あんまり降らない方がいい」

能力的にはひけを取らないククナ
能力的にはひけを取らないククナ

◆第59回七夕賞・G3(7月9日、福島・芝2000メートル)=7月7日、美浦トレセン

 ククナ(牝5歳、美浦・栗田徹厩舎、父キングカメハメハ)は、美浦ダートコースで軽く汗を流して調整した。栗田調教師は「追い切り後も順調にきていますよ」と手応えを口にする。

 週末は雨予報の福島競馬場。トレーナーは「多少渋った馬場もこなすと思うけど、あんまり降らない方がいいですね」と顔をしかめる。また、今回は石川裕紀人騎手と初コンビ。「競馬をやめちゃうところがあるので、乗り方に注文はつきます」と話す癖馬だけに、乗りこなせるかもポイントだ。

 越えるべき壁は多いが、1週前追い切りの6月28日にWコースでラスト1ハロン11秒4を計時。パワーブローキング(4歳オープン)を1馬身半追走から半馬身先着と、抜群の動きを見せていた。能力的に見劣る部分はなく、好走に期待したい。

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