◆七夕賞追い切り(5日、東西トレセン)
イシゴー(以下、イ)「暑さもいよいよ本格化してきたね。美浦は蒸し暑かったけど、栗東はどう?」
山下(以下、山)「火曜はかなり暑かったです。きょう(水曜)は多少ましでしたけど、それでも暑かった。そんな中、目を引いたのはヒンドゥタイムズです」
イ「去年の小倉記念での高速決着の2着や、20年七夕賞の小差の4着と、夏場に実績があるね」
山「1週前にラスト1ハロン11秒5をマークし、今週も11秒4と活気十分の動きでしたし、これだけ意欲的にやれるのは疲れがない証明だと思います」
イ「陣営の手応えは?」
山「斉藤崇調教師は『前回(鳴尾記念7着)はG1の疲れが残っていたけど今回の方が動けています。もうひと花咲かせたい』とトーンが高かったです」
イ「美浦ではバトルボーンの反応の良さが際立っていたよ」
山「7か月半ぶりが気になるところですね」
イ「1週前は併せた馬を抜き去る時の脚が少し重い感じがしたけど、3週連続で騎乗した津村騎手も『反応良かったですね』と仕上げに抜かりはなさそう」
山「津村騎手も福島の全4重賞制覇が懸かっていますしね」
イ「実戦騎乗は新馬戦以来だけど『メンタル面が見違えるように良くなった』と絶賛していたし、現在4連勝中。夏場は勢いも重要だからね」
山「勢いといえば3連勝中のテーオーソラネルも気になります」
イ「1週前に栗東・CWコースで79秒台と好時計が出ているね」
山「きょうは坂路でしたけど手応えに余裕もありましたし、キビキビとした感じで推進力もあって、まさに上り調子といった感じです」
イ「僕らも体が資本だから週末はきっちりと当てて、うなぎでも食べてスタミナをつけないと」
山「馬券を買わずにそのお金で食べれば良かったとならないようにしたいですね」