18日、「2024アイドルホースオーディション」の最終結果が発表された。これはファン投票で、まだぬいぐるみ化されていない馬をぬいぐるみにする企画で、21年から毎年実施。近年「推し活」が流行っている競馬ファンの間では大注目のイベントとなっている。8月28日から9月5日までが本選投票の対象となっていた。
現役馬部門では21年の新潟記念を勝ったマイネルファンロン(牡9歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ステイゴールド)が1万3469票を獲得して1位でぬいぐるみになる。惜しまれながら6日に競走馬登録を抹消となったが、見事にラストラン(?)で優秀の美を飾ったと言える。
1万215票を集めたハヤヤッコ(牡8歳、美浦・国枝栄厩舎、父キングカメハメハ)も2位でぬいぐるみ権を獲得。22年の函館記念を制し、芝・ダート両方で重賞を勝ったことは記憶に新しい。独特の模様がどう再現されるのか楽しみだ。
23年から始まった引退馬部門(中央競馬登録抹消の馬が対象)は2万3457票で1位のシルヴァーソニック(父オルフェーヴル)がぬいぐるみ化を決めた。昨年のサウジアラビアでのレッドシーターフハンデを優勝。個性的なキャラクターで人気を集めていた。
※過去のアイドルホースオーディション優勝馬は以下の通り
21年ヨシオ
22年メイケイエール
23年アフリカンゴールド(引退馬部門優勝 リフレイム)