◆第59回七夕賞・G3(7月9日、福島・芝2000メートル)
前日最終オッズが7月8日、JRAから発表された。
単勝1番人気は、昨年3月の未勝利戦から4連勝で初の重賞に挑む(3)バトルボーン(牡4歳、美浦・林徹厩舎、父シルバーステート)で4・3倍。7か月半の休養明けとなるが、底を見せていない能力を信頼されてのオッズとなっている。
5・6倍の2番人気には昨年の覇者(1)エヒト(牡6歳、栗東・森秀行厩舎、父ルーラーシップ)が続いている。鞍上の田中勝春騎手は、勝てば史上最多タイの七夕賞4勝目。58キロの斤量を克服できるかがポイントだ。
3番人気タイには(11)フェーングロッテン(牡4歳、栗東・宮本博厩舎、父ブラックタイド)と、(15)セイウンハーデス(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)が5・9倍で並ぶ。ここまでが1ケタ人気で、5番人気は3連勝中の(14)テーオーソラネル(牡4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父シルバーステート)の11・8倍となっている。
馬連の1番人気は(3)―(11)の12・8倍、2番人気は(11)―(15)の13・6倍となっており、エヒトは単勝に比べて人気を下げている。
3連単の1番人気は(11)―(15)―(3)の82・0倍、2番人気は(3)―(11)―(15)の82・5倍、3番人気は(11)―(3)―(15)の87・8倍で、こちらはフェーングロッテンの人気が高い。