川田将雅騎手(37)=栗東・フリー=は、8月20日の札幌5R・2歳新馬戦(芝2000メートル=9頭立て)でウールデュボヌール(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父キタサンブラック)に騎乗して1着となり、5年連続9回目のJRA年間100勝を達成した。
川田騎手は「無事に今年もこの区切りの100勝にたどり着くことができてありがたく思っています。トータルで考えればたくさんの良い馬に乗せていただきながら、これだけの成績しか挙げられていないというところですし、切り取れば、良い時間を過ごさせていただいているとも思いますし、もっとしっかり1個1個決めないとな、という思いです。いつも通り、いただく依頼に対してしっかりと向き合って1つ1つ求められる結果を得られるように、さらに形で応えられるようにという思いでやっていきたいと思っています。(競い合う騎手仲間について)馬に乗っている間は競い合う相手ではありますけれど、馬から降りれば命をともに守り合う仲間でもありますので、こうしてまた皆とともにこの瞬間を迎えられたことをありがたく思います。本当にたくさんのお客様の姿がこちらからも拝見できますし、今日の札幌記念と来週のワールドオールスタージョッキーズを楽しんでいただけるように過ごしてまいりたいと思いますので、まだこの後も楽しんでもらえたらと思います」と、セレモニー後のインタビューでファンに語った。