8月20日の札幌競馬7レースで1着に14番人気のワレハウミノコ(富田暁騎手)、2着に最低16番人気のシャドウエリス(北村友一騎手)、3着に9番人気のポーレット(佐々木大輔騎手)が入り、人気馬が総崩れの大波乱となった。
3連単1773万円の配当は、これまでの札幌での最高配当だった08年9月4日の札幌9レースの477万7030円を大きく上回る、札幌競馬史上最高配当となった。なお、馬連の28万6010円、馬単の60万3270円もそれぞれ札幌での最高配当を更新している。
場内のビジョンに配当金額が映し出されると、札幌競馬場内は大きなざわめきに包まれた。
ワレハウミノコで勝利し、高配当を演出した富田暁騎手は「(最高配当と聞いて)本当ですか! 人気はありませんでしたが、そんな馬ではないと思っていました。力があるのはわかっていました」と驚きながら話していた。
ちなみに、3連単の歴代払戻金1位は2012年8月4日の新潟競馬5R・新馬戦での2983万2950円で、14番人気ミナレット、12番人気ヘイハチピカチャン、10番人気ファイヤーヒースの決着だった。