今日の東京メイン、ヴィクトリアマイルは初コンビのハーパーと参戦します。以前との比較はできませんが、先々週、先週と続けて追い切りで手綱を執らせてもらいました。1週前の併せ馬で遅れたように、まだ良くなっている途上かな、と言う感触。今週の最終追い切りにはまたがっていませんが、どこまで状態が上がってくるかがポイントになりそうです。
ただ、昨年の牝馬3冠とエリザベス女王杯で常に上位争いに加わっていたように、牝馬同士なら崩れず走っている馬。これまでのレースぶりを見ていても、操縦性の良さそうなタイプで、東京の1600メートルでは昨年のクイーンCを勝っています。舞台設定は申し分なく、体調さえ整っていれば、チャンスは十分にあると思っています。
ヴィクトリアマイルに騎乗するたび、話題にしてもらっている牝馬限定G16レースの完全制覇。もう10年以上、リーチをかけた状態が続いています。結果的にそうなればいいと思いますが、まずはハーパーが初G1を取れるように精いっぱい頑張ります。(JRA騎手)
【東京】
10R メイショウラナキラ B
11R ハーパー B
(本紙評価)