【東京11R・ヴィクトリアマイル】マスクトディーヴァが本命。最大目標をここに定めた今年前半はマイル2戦に出走。2走前の東京新聞杯(6着)は大きく出遅れてレースにならなかったが、前走の阪神牝馬Sは好スタートを決め、前めでしっかりと折り合えたことは収穫だった。ゲート内で落ち着かない面は残るが、中間のゲート練習を問題なくこなし、後入れの偶数枠6番も好材料。今週から内柵が3メートル外へ移動するBコースに替わり、内めの先行勢が残る傾向が濃く出れば、前走が格好の予行演習になる確率が上がってくる。
マイルの持ち時計はメンバー中6位だが、昨秋のローズS(阪神)でマークした芝1800メートル1分43秒0はJRAレコード。すでに先頭に立っていた1600メートル地点の通過タイム「1分31秒2」は競馬場こそ違えど、持ち時計1位ナミュールの1分31秒4(23年富士S)を上回る。高速決着にも何ら不安はないだろう。
相手筆頭には順当にナミュールを置くが、追い切り抜群のスタニングローズ、モリアーナにも警戒が必要だ。
馬連(6)―(10)(3)(13)(5)(2)(1)(15)。