東京11R・ヴィクトリアマイル・G1・馬トク激走馬=ハーパー
牝馬3冠を制したリバティアイランドを頂点とする、4歳世代の牝馬は今年の古馬混合牝馬重賞で愛知杯(ミッキーゴージャス)、京都牝馬S(ソーダズリング)、中山牝馬S(コンクシェル)、阪神牝馬S(マスクトディーヴァ)を勝つなどハイレベル。昨年のクイーンC1着、オークス2着と東京で実績を築いたハーツクライ産駒の本馬も、ここに入って能力的に全く見劣らない。
距離が長かった有馬記念で9着、タフな馬場に苦しんだ大阪杯は13着に敗れたが、牝馬限定なら話が違う。桜花賞の4着以外すべて馬券圏内の安定感は見逃せない。
前走後は外厩・ノーザンファームしがらきから4月17日に帰厩し、1週前のWコースでしっかり負荷をかけ、直前は坂路でソフトに仕上げられ態勢は万全。輸送も問題なく、今週からBコース替わりで、インの前めで構えられる本馬に7番枠も絶好。持続系の脚で長い直線を粘り込むシーンを描く。