こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。とはいえ、アップされる頃は西宮の自宅に戻っていると思います。ではでは早速、行ってみましょうか♪
さて、いきなりですが、がく然としました。昨日発表された「新語・流行語大賞」候補となる30の言葉です。これが知らん、知らん過ぎるのです。恥ずかしながら、何じゃこりゃという単語の数々。もちろん、「50―50」とか「令和の米騒動」とか、そりゃ知っているのも当然、ありますよ。けどね、それ以上に分からん言葉たちの数々。横にいたキュン水納記者はかなり知っているようで、「これは何だ?」とつぶやくワタクシを呆れるような表情で見つめるのみ。アザラシ幼稚園、ふてほど、8番出口…。「Bling―Bang―Bang―Born」なんて言葉、「ビンバンバンボンって何や?」と水納記者に聞くと、「ブリンです」という冷静な返し。けど、ブリンって聞いても、何のこっちゃ分からないけど…。
そもそも、流行語って、1994年から大賞を1つ決めるわけではなく、トップテンを決める形のようですね。で、近年のトップテンを見ていくと、なるほど、最近になるにつれて、知っている言葉が減っている、着実に…。さすがに、もっと世の中の流れを知らなアカンと痛感した今回の30個の候補たち。せめて、「50―50」と「令和の米騒動」はトップテンに残っていてほしい。
ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ情報をお届けしましょう。
ファンタジーSを勝ったのはダンツエラン(牝、父ロードカナロア)。前走は逃げる形で後続の目標にされましたが、しっかりと巻き返した形ですね。「ためれば脚を使えるというのは分かっていた。馬場だけが不安だったけどね」と本田調教師。今後は団野Jとのコンビで阪神JFへ向かいます。また、同5着のカワキタマナレア(牝、父ヘニーヒューズ)もG1へ向かうとのことです。
そのダンツエランにデビュー戦で2着に敗れ、「あの馬は走るぞ」と常に言い続けていたのが須貝調教師。その2着馬だったウィルサヴァイブ(牝、父アルアイン)は次戦で勝ち上がり、ききょうS3着後に放牧へ出されていたのですが、今後はCデムーロJとのコンビで秋明菊賞へ向かうことになりました。また、先週の福島で初勝利を挙げたエコロハート(牝、父ストロングリターン)はさざんか賞へ向かいます。
続いては新馬のお話。まずは福永厩舎です。軽い骨折がありましたが、戻ってきましたよ、ダノンベルーガなどの下にあたるスティレセイル(牝、父キズナ、母コーステッド)ですね。こちらは春の段階から福永師の評価が高かったんですが、今も非常に好感触です。この馬の話題になると「良くなった。待ってよかったわ。走るよ。乗りやすいしね。マイエレメントと牝馬の二枚看板になってほしい」と明らかにトーンが上がったんですよ。実はデビュー戦も決まっていて、12月8日の京都芝1800メートルを坂井Jで予定とのこと。まだ、レースまでに時間はありますが、うん、この手応えはかなりの感触かと思います。
で、12月8日の京都の芝1800メートルと聞いて、オッと思ったんですよ。ここにはドウデュースの半弟になるエンダードラゴン(牡、父リアルスティール、母ダストアンドダイヤモンズ)も出走を予定しているんですよね。鞍上はもちろん、武豊J。この馬は戻ってきたばかりで、まだ話を聞いてないんですが、初戦から面白い激突となりそうです。
福永厩舎に話を戻しましょう。兄にエアファンディタやエアアルマスがいるヤエギリ(牝、父Gun Runner、母Nokaze)は6回京都最終週のダート1800メートルを松山Jで予定。「もっと早くデビューさせようかと思ったけど、動きを見て延ばしました。いい馬だけど遅い。初戦からはどうかなと思うけどね」とトレーナーは冷静に分析します。とはいえ、素質は感じているようでした。リスグラシューの半弟になるネブラディスク(牡、父ドゥラメンテ、母リリサイド)は走り方を覚えさせながら、デビューの予定はもっと先になりそうですね。
今日はここまで、また次回です。ではでは