こんにちは、山本です。今日は金曜恒例、梅田の会社からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、先週日曜は京都競馬場勤務。しかし、競馬の取材ではありませんでした。この業界を志す現役学生、つまり大学3年生の方に近くで競馬の現場を感じてもらう、いわゆる「インターンシップ」というものです。実は昨年に続き、講師と言いますか、参加してくれた皆さんに話をしたり、質問に答えたり…。もう25歳近く違う年の方ばかりだと言うのに、きらきらした瞳の学生さんを前にすると、やはり緊張します。
競馬記者の魅力だったり、一日のスケジュールだったりを話しているうちは良かったんです。ところが、です。「この仕事に入るには、どんなことをしておけばいいですか」。こう聞かれるとですね、ワタクシって人に教えられるほど、まともな就職活動をしていない。文章セミナーなど行ったことないし、インターンシップで業界の人と接点を持ったこともない。ただ、本が好きなだけの大学4回生がフワッと行きたかったスポーツ新聞業界に入れただけなのです。それがこうして、記者歴25年、ブログ歴15年。不思議です。ただ、昨年も思いましたが、こうして接点を持った方たちと将来的に同じ仕事ができればうれしいだろうな、と。近い将来に想像を膨らませつつ、楽しみに待っていたいと思います。
ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。
まずは昨日の流れから京都6Rのルージュカリーナ(牝、父エピファネイア、母ボインビューティー)ですね。同じく友道厩舎にいるルージュスタニングの妹になります。姉はガッチリした体でしたが、妹は「430キロぐらいで牝馬らしい牝馬です。この馬はダートっぽくない芝が合いそうな体。入ってからは、体も減ってないですけどね」と友道調教師は説明します。藤本助手も「いい動きをしています」と手応え。ただ、できればいい馬場に越したことはなさそうですね。
このレースには吉岡厩舎からファジーロップ(牝、父サートゥルナーリア、母ラビットラン)も参戦します。この馬、お父さんはもちろん、お母さんも角居厩舎での重賞勝ち馬。ということは、吉岡調教師にとっては非常に縁の深い血統と言えます。「気性的に幼い面はあります。チップというよりは、芝の軽い馬場が合いそうな感じですね」とのことで、こちらも馬場の回復がカギになりそう。ちなみに、タイプとしてはお母さんに似ているようですよ。
さて、東京のメインは京王杯2歳S。ここでは2頭、騎手の感触で取り上げます。まずは橋口厩舎のパンジャタワー(牡、父タワーオブロンドン)です。「もともと、攻め馬は動く馬ですが、1週前の動きは良かったです。距離が延びるのはいいんじゃないですかね。あとはゲートが出るか分からないので、その点がどうか」と松山J。話を聞いた感触は悪くなかったと思います。
続いては上村厩舎のヤンキーバローズ(牡、父エピファネイア)ですね。こちらは岩田康Jです。「前走の感じでは1200メートルでは忙しかった。マイルまではもつんじゃないかな。時間をかけて、口向きの改善などに取り組んで、今週はやり過ぎないように。チャンスはあると思うよ」と手応えを口にします。この馬、当初から手応えを持っていましたし、夏からの成長度を感じ取っているような雰囲気です。
そして、京都11RはファンタジーS。こちらは、まず新馬の勝ち方が良かったラヴェンデル(牝、父キンシャサノキセキ)。短期放牧を挟みましたが、いい雰囲気のようです。「あの時期に勝ってくれたから、その後は大山で成長を促せました。今は420キロあります。いい形で出せそうです」と吉村調教師。そうそう、5Rでデビューするキャットデイ(牝、父Mitole、母Moon Pie)も「セール出身馬で仕上がりは早そうです」と初戦からの構えでしたよ。
最後に注目ですね。白毛のゴージャス(牝、父ゴールドシップ)です。こちらは前走に続き、浜中Jが手綱を執ります。「前向きさがあって、一生懸命なので、1400メートルになるのはいいと思います」と前走からの1ハロン短縮には前向き。ただ、走り的に道悪への適性はやってみないと分からないような感じでした。とはいえ、このお父さんですから、スイスイと走っても全く驚きはしませんがね。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
京都2R・7アメリカンステージ(「動きもいいし、距離もいい。決めないと」と金羅助手。ここは押し切るのみ)
続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。
京都8R・10フェゲフォイア(鞍上の感触悪くない。流れひとつ)
福島9R・1キュクヌス(昇級2戦目だが、現級通用の地力あり)
東京4R・6サーマル(前回はまともに詰まった。単勝負)
今日はここまで、また明日です。ではでは