【毎日王冠】一昨年の覇者シュネルマイスターが宿敵撃破へ、ラスト11秒3 手塚調教師「やっと良くなった」

美浦・Wコースで追い切ったシュネルマイスター(右、カメラ・荒牧 徹)
美浦・Wコースで追い切ったシュネルマイスター(右、カメラ・荒牧 徹)

 ◆第74回毎日王冠・G2(10月8日、東京競馬場・芝1800メートル)追い切り=10月4日、美浦トレセン

 一昨年の覇者で安田記念3着からの巻き返しを期すシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)は、Wコースでシャープな動きを見せた。

 追い切りは、嶋田純次騎手(レースはクリストフ・ルメール騎手)を背に、僚馬ヴァーンフリート(4歳3勝クラス)と併せ馬。追走から、直線で外ラチ沿いを回る相手の内に潜り込むと、鞍上の指示に瞬時に反応し、軽快に伸びて5ハロン67秒8―11秒3で先着した。

 手塚調教師は、「やっと良くなった。先週の時点では、あれっという感じもあったが、精神的に苦しいところが解消されて、素直に走っていたし、反応が良かった。先週やって良くなった。これなら走れるかなと思う」と手応え。2年連続で安田記念で敗れたライバルのソングライン撃破へ、態勢は整っている。

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