◆第74回毎日王冠・G2(10月8日、東京競馬場・芝1800メートル)=10月2日、美浦トレセン
シュネルマイスターは前走の安田記念が3着。最後の直線では大外から末脚を伸ばしたもののソングラインに0秒2、セリフォスに頭差及ばなかった。「あれは枠順の差。展開とか流れが難しかった。今回は1ハロン延びるし、時計は速いけど、ペースは速くなくて、時計勝負になるのはいい」と手塚調教師。決して力負けではなかったと強調する。
これが4度目の対戦となるソングラインはこの後ブリーダーズCマイルへと向かう。そのライバルには21年NHKマイルCでは勝っているが、その後は先着を許している。「1回くらいソングラインに勝ちたい」とトレーナー。まずは雪辱を果たす勝利をつかみ、この秋は約2年半ぶりのG1タイトルを狙っていく。