◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月20日、京都競馬場
皐月賞馬ソールオリエンス(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)は、金曜の14時5分に決戦の地に到着した。
担当の名畑助手は「渋滞で1時間ロスしましたが、許容範囲です。車内でおとなしく、無事にクリアしてくれました」と、初の長距離輸送を終えて安堵した。
金曜輸送の意図については「回復に重きを置くという、(18年に菊花賞を制した)フィエールマンの経験を踏襲しました。明日も引き運動で、金土と乗らないので、ジョッキーには返し馬でガス抜きをして、と伝えてあります。心肺機能の高さは、過去に担当したG1馬(フィエールマンやシュネルマイスター)と比べても遜色ありません」と力を込めた。