29日の東京競馬で騎乗馬に右足を蹴られた武豊騎手(54)=栗東・フリー=は今週と来週の騎乗を見送ることが31日、分かった。自身の公式サイトで負傷は右太ももの筋挫傷であったことも明かし、「この程度で済んだのが不幸中の幸いというヤツ。でも、今週と来週の騎乗は控えることにしました」と説明した。
今週末のオオバンブルマイで挑む予定だった豪州のゴールデンイーグル(4日、ローズヒルガーデンズ競馬場)は地元で1105勝を挙げるジョシュア・パー騎手が手綱を執ると現地メディアが報じた。また、JBC諸競走(3日、大井)で騎乗予定だった3頭もJBCレディスクラシックのアイコンテーラーが松山、JBCスプリントのリメイクが大井の御神本、JBCクラシックのノットゥルノは船橋の森泰斗にそれぞれ乗り替わる。
今後については「再来週のマイルCSの週には戻ってこられるように、治療とリハビリを頑張ります」とコメント。戸崎への乗り替わりとなった天皇賞・秋で7着だったドウデュースは、ジャパンCで再びコンビを組む予定だ。