浦和競馬で11月20日、2歳新馬戦が2鞍行われた。5R(ダート1400メートル、8頭立て)は先手を取ったカイマナビーチ(牡、浦和・川島豊厩舎、父アジアエクスプレス)が、3コーナー過ぎから後続を引き離し、直線でもさらに伸びて大差で逃げ切った。
祖母ランフォザドリームは1998年にマーメイドS、朝日チャレンジCを勝ち、同年のエリザベス女王杯でも2着に入っている活躍馬。タイムも1分30秒8と優秀で、手綱を執った七夕裕次郎騎手は「能力試験ではスタートは良くなかったけど、うまく出てくれた。向こう正面から手応えがあった。跳びが柔らかくて、まじめ。忙しい競馬よりゆったりした流れがいい」と、今後距離が延びても適応できそうだ。
4R(ダート1400メートル、7頭立て)は、メインステイ(牡、浦和・藤原智行厩舎、父ヤマカツエース)が直線で抜け出して、1分32秒8のタイムでデビュー戦を飾った。