妹から兄へのリレー 宮下瞳騎手で勝利のオマタセシマシタ 船橋に移籍後の担当は兄の康一さん

テレビ東京系「ウイニング競馬」に出演した宮下瞳騎手
テレビ東京系「ウイニング競馬」に出演した宮下瞳騎手

 女性騎手では国内最多の1171勝を挙げる宮下瞳騎手が、11月25日放送のテレビ東京系「ウイニング競馬」にゲスト出演した。

 宮下瞳騎手は10月23日の笠松7Rでオマタセシマシタ(牝3歳、父ジャングルポケット)に騎乗し、逃げ切りで快勝。番組では同馬のオーナーである、お笑いトリオ・ジャングルポケットの斉藤慎二から「2勝目をいただいて、ありがとうございます」と感謝の言葉が贈られた。

 2勝目を挙げた後、オマタセシマシタは笠松競馬から斉藤の地元である船橋競馬に移籍が決まった。船橋の川島正一厩舎で担当するのは、宮下瞳騎手の兄で元ジョッキーの宮下康一厩務員。宮下瞳騎手は「私の兄が担当することになりました。よろしくお願いします」と話すと、斉藤は「すごい縁ができることになりました」と感慨深げだった。

 宮下康一元騎手は地方通算573勝。1991年にデビューし、2003年に一度は騎手を引退するも、2014年に再デビュー。2018年の引退後は船橋競馬・川島正一厩舎の厩務員となり、調教担当として活躍している。

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