【京都12R・京阪杯】同じ18頭立てでも、ジャパンCとは対照的にどこからでも入れる顔ぶれ。重賞初Vへ好条件がそろった3歳馬◎ルガルに託す。
デビュー戦9着の結果を受け、陣営は2戦目で短距離に方針転換。以降は安定した走りを続け、春はリステッド1着、G32着と実績を積み上げた。前走のスワンSは、夏を越しての地力強化を示すに十分な内容。出遅れて後方追走も、直線半ばまで差し切りそうな勢いで伸び、0秒2差に迫った。最後で脚が鈍ったところを見ると、1ハロン短縮はプラスになるだろう。
中間の気配は申し分ない。1週前の栗東・坂路でラスト11秒7。併走馬を難なく突き放し、今週は余力残しながらも活気あふれるフットワークで駆け上がった。操縦性に優れたドゥラメンテ産駒。五分の発馬が決まれば、好勝負必至とみる。
対抗は連覇に挑むトウシンマカオ。前走は1400メートルが長かった。使いつつ体調を上げており、一変を警戒。シングザットソングは距離2度目でさらに。トゥラヴェスーラもさばきひとつで首位争いまで進出可能だ。