◆第75回朝日杯FS・G1(12月17日、阪神競馬場・芝1600メートル)=12月12日、栗東トレセン
エコロヴァルツ(牡2歳、栗東・牧浦充徳厩舎、父ブラックタイド)は前走のコスモス賞から4か月ぶりの実戦となるが、CWコースを中心に入念に乗り込んでいる。1週前の12月6日には併せ馬で6ハロン81秒2―12秒1。しまい強めに追われ、鋭い伸びを見せた。
山田助手は「(調教に乗った助手が)太め感もないと言っていましたし、全身を柔らかく使えていると。動きも良くなって来ていると思います」と順調な調整を伝える。ここまで2戦2勝でともに1800メートル戦を使われているが、スローペースだった前走は、向こう正面でやや引っかかり気味に先頭に立ったが、その後は折り合いもスムーズ。直線では後続との差を広げる一方で、1秒0差の圧勝だった。レースぶりからもマイルへの距離短縮はプラスに働きそう。同助手は「レース間隔が空いているのは心配していない。指示通り動いてくれるタイプですからね」と期待を高めている。