◆中山金杯・G3(1月6日、中山・芝2000メートル)
昨年2着の舞台でクリノプレミアムの激走に期待したい。前走のターコイズSは「すごく出来が良かったんだけど…」とレース後に伊藤伸一調教師が話していた通り、序盤から抜群の行きっぷり。だが、中山マイルの大外枠ではあまりに道中の距離ロスが大きすぎた。4コーナーでも大きく外を回っての12着だけに、不完全燃焼と言っていい。
昨年は2番枠から内ラチ沿いを巧みに立ち回った。勝ち馬のラーグルフには鼻差及ばなかったが、最後の直線でスムーズにさばけていたら… と言いたくなる内容だった。前走後にトレーナーに話を聞いても悲観する様子はなかっただけに、枠順次第で積極的に狙いたい。