◆第73回中山金杯・G3(1月6日、中山競馬場・芝2000メートル)
第73回中山金杯・G3(1月6日、中山)では、リバティアイランド世代の明け4歳牝馬に注目だ。左前副管骨の骨折から7か月半ぶりの復帰戦となるゴールデンハインドが、重賞2勝目へ好ムードを漂わせる。
故障が完治し、今月上旬に帰厩後はひと追いごとに動きが良化してきた。27日の美浦・Wコースの1週前追い切りでは、菅原明を背に終始、馬なりのまま6ハロン83秒2―11秒4の好時計で追走先着。菅原明は「体を使って走れていて、いい動きでひと安心しました。(重賞初制覇の)フローラSのように、つつかれる形の方がいい。体力があるので、スタミナ勝負に持ち込むような競馬ができれば」と手応えは十分だ。
オークス11着からの逆襲へ。秋シーズンは休養に充てたが、持ち味の粘りを発揮して飛躍への一歩としてみせる。