【中山11R・中山金杯】サクラトゥジュールの実力は、5勝目を挙げた2走前のメイS(東京・芝1800メートル)に集約される。4角5番手から鋭く伸びて、逃げ込みを図ったマテンロウスカイを首差かわしてゴール。1分44秒7は、22年毎日王冠でサリオスが樹立したコースレコードに0秒6差だった。
これまでは気性のコントロールが難しくポカも多かったが、年齢を重ねたこともあって近況は力む場面が少なくなった。スムーズな運びなら、重賞タイトルに手が届く。単勝(9)。馬連で(9)―(2)(3)(4)(8)(10)(15)。