【アメリカJCC・松井の特注馬】重賞初挑戦のアドマイヤハレーがさらなる躍進へ モーリス産駒が得意の舞台

アドマイヤハレー
アドマイヤハレー

◆第65回アメリカJCC・G2(1月22日、中山競馬場・芝2200メートル)

 新境地を開拓したアドマイヤハレー(牡6歳、美浦・宮田敬介厩舎、父モーリス)が、重賞初挑戦で、いきなり好勝負に持ち込む。

 3勝クラスに昇級後の3戦は9、14、8着とひと息だったが、2200メートルに延長した前走の迎春Sで新味を見せた。向こう正面から楽な手応えのまま2番手に進出し、直線で早めに抜け出すと、後続の追撃を封じ込めた。勝ち時計の2分11秒8は、同じ中山・芝2200メートルで行われた昨年のオールカマー(1着ローシャムパーク)より0秒2速く、中身も優秀だ。

 モーリス産駒は昨年のAJCCをノースブリッジが制し、2022年にはジェラルディーナがオールカマーでV。結果を出してきた舞台で、アドマイヤハレーも躍進が期待できる。

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