杉山晴調教師が根岸Sのエンペラーワケア、シルクロードSのルガルで東西メインジャック狙う

杉山晴師が成長に自信を持つエンペラーワケア
杉山晴師が成長に自信を持つエンペラーワケア
休み明けでも万全のルガル
休み明けでも万全のルガル

 昨年、開業8年目にして55勝をマークし、初の全国リーディングに輝いた栗東・杉山晴厩舎が東西メインジャックを狙っている。根岸Sにはダートで5戦して4勝、2着1回のエンペラーワケアが登場。初の長距離輸送もあり栗東・坂路で55秒1―12秒8と控えめだが、先週は川田を背に同49秒7と自己ベストを1秒4も更新している。

 杉山晴師は「今までと負荷のかけ方が違います。体質が徐々に強くなってきた」と愛馬の成長に目を細める。前走後はオープン特別と悩んだそうだが、師が根岸S参戦を決めると川田も快諾。「重賞級と感じているからこそ、乗りに行ってくれると思う。能力はかなり高い」とうなずいた。

 シルクロードSにはルガルがスタンバイ。先週はエンペラーワケアと併せて50秒1の好時計。この日も17日に続いて西村淳が騎乗し、全体時計は53秒4だが、ラストは馬なりで11秒4という加速を見せた。「うなる手応えで、類いまれなるスピード能力。いつもの休み明けとは違います」とこちらも重賞仕上げ。今年も5勝を挙げリーディング3位につけており、勢いそのままに厩舎初の同日重賞Vを達成してみせる。(玉木 宏征)

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル