【注目馬動向】レモンポップのサウジCに向けての初追い切りに福永調教師が騎乗「本当に勉強になった」

サウジカップに向け、初の追い切りをWコースで行ったレモンポップ(馬上は福永祐一調教師、カメラ・荒牧 徹)
サウジカップに向け、初の追い切りをWコースで行ったレモンポップ(馬上は福永祐一調教師、カメラ・荒牧 徹)

 昨年のフェブラリーSとチャンピオンズC(いずれもG1)を制して最優秀ダートホースに選出されたレモンポップ(牡6歳、美浦・田中博康厩舎、父レモンドロップキッド)が、サウジアラビアのサウジC・G1(2月24日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)に向けて美浦トレセン帰厩後初の調教を行った。

 美浦・Wコースでの併せ馬で6ハロン81秒7―12秒をマーク。その背には24年3月6日付けで開業する福永祐一調教師の姿があった。「すでにG1を勝っている馬なので改めて言うまでもないですけど、素晴らしい馬で、何よりもよくしつけられている」と絶賛。さらに「基本的には短距離馬の走り方をしているけど、この田中(博康)厩舎の管理技術で距離をもたせられているんだという印象をもちました。今回、研修で来させてもらいましたが、本当に勉強になりました」と感謝していた。

 レモンポップを管理する田中博康調教師は「せっかくこれだけの方がうちにきてくれましたし、1本目(の調教)で体重が軽い方がいいとも思って。いい調教をしていただきました」と意図を説明した。

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