【京都11R・アルデバランステークス】◎オーサムリザルトの無傷5連勝だ。父は米3冠馬ジャスティファイ、4歳上の姉に2歳牝馬限定の米G1・スピナウェイS(ダート1400メートル)を勝ったシッピカンハーバーがいる良血。デビュー戦を快勝した後に骨折があり大事に使われてきたが、いずれも完勝と言える内容でオープンまでノンストップで駆け上がってきた。
前走も強かった。2番手追走から、直線に入って軽く気合をつけられると瞬時に逃げ馬をパス。最後はふわふわする面を見せながら後続を2馬身半も突き放した。2100メートルや東京への輸送などの懸念材料をすべて払拭。まだまだ底が見えない。
この中間も動きは抜群にいい。1週前の栗東・CWコースで6ハロン81秒1―11秒2、今週の坂路でラスト1ハロン11秒6と非凡な脚力を披露。臨戦態勢は整っている。相手が一気に強くなっても、斤量54キロなら難なく突破するだろう。
ハピは勝ち切れないレースが続いているが、4走前にG13着と実績は最上位。好調を維持しており、ここもV候補の一角を担う。立て直した素質馬アスクドゥラメンテの巻き返しも十分にある。