2月4日の京都5R、3歳新馬(芝1600メートル、17頭立て)は、2番人気のワールズエンド(牡3歳、栗東・池添学厩舎、父ロードカナロア)が好位から抜け出して快勝した。勝ち時計は1分36秒9(良)。
関西での世代最後の芝の新馬戦。素質を感じる良血馬がそろったが、制したのは叔母に2016年のオークスを制したシンハライトをもつワールズエンドだった。折り合いもスムーズで追ってからの伸びもよく、将来性を感じる競馬で初陣を飾った。1馬身差の2着はG1・7勝馬キタサンブラックの半弟で1番人気のシュガークン(武豊騎手)が入った。さらに1馬身差の3着に7番人気のビダーヤ(角田大和騎手)が続いた。
川田将雅騎手は「初戦からしっかりと内容よく走ってくれました。この競馬が先に生きてくると思います」と振り返った。
池添調教師は「ジョッキーがうまくなだめてくれた。ポテンシャルは高く、びっしりやっていないのに結果を出してくれて、この後も楽しみです」と手応えを感じていた。