【小倉大賞典】巻き返し期すアルナシームは前走時以上の気配 鮫島克駿騎手「非常にいい動きでした」

坂路で追い切ったアルナシーム
坂路で追い切ったアルナシーム

◆第58回小倉大賞典・G3(2月18日、小倉・芝1800メートル)追い切り=2月15日、栗東トレセン

 木曜追いで臨むアルナシーム(牡5歳、栗東・橋口慎介厩舎、父モーリス)は、鮫島克駿騎手を背に坂路で調整した。先週末にCWコースで速い時計を出しており、今朝は57秒3―12秒2と控えめだが、気分よく馬なりのまま、しまいを伸ばした。体の張りも上々で、前走時以上の気配だ。

 鮫島駿騎手は「輸送もあるので、神経質な面も踏まえてオーバーワークにならないように。ラスト2ハロンを伸ばしましたが、非常にいい動きでした」と好感触を伝えた。前走は直線に入ってバランスを崩す場面もあり、本来の力を出せずに終わった。「前走は顔が泥だらけになるようなタフな競馬で、気持ちも折れてしまった。1800メートルに良績があるので、輸送を無事にクリアできれば」と前向き。反撃の準備は整った。

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