2月24日の阪神9R・すみれS・リステッド(3歳オープン、芝2200メートル=10頭立て)は向こう正面から動いた単勝7番人気のサンライズアース(牡、栗東・石坂公一厩舎、父レイデオロ)がそのまま押し切り、ホープフルSの出走取消を挟んで、デビュー2連勝を飾った。単勝1番人気だったメリオーレム(牡、栗東・友道康夫厩舎、父シュヴァルグラン)は直線で伸び切れず、3着だった。勝ち時計は2分12秒0(良)。
ハナを切った前走から一転、道中は後方2番手からの追走。しかし、ゆったりとした流れになった向こう正面で鞍上が手綱を動かし、馬群の外から一気に押し上げる。そのまま主導権を握ると、直線でも脚いろを維持したまま、後方から差を詰めたジューンテイク(岩田望来騎手)に1馬身半差の完勝だった。
同馬は昨年のみやこSを勝ったセラフィックコールの半弟にあたる。これで新馬からの2連勝。ミルコ・デムーロ騎手は「めっちゃ強かった。能力が高い馬。1、2コーナーでペースが思ったより流れなくて、前走も逃げて頑張ったので(行かせました)。スタミナもパワーもありますね」と評価した。今後は未定。