こんにちは、山本です。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、本日は阪神競馬場からのパッチパチ。普通に書いておりますが、実は昨年って競馬場取材が全くなかったため、阪神の記者席で仕事をするのは、実に１年２か月ぶりになります。久々の感覚に実に感慨深く…、なんてことはなく、先週でも働いていたかのような感じ。実は先週、日曜だけは小倉競馬場で仕事をしていたんですけど、そんな感じだったなぁ。まぁ、競馬記者歴は１８年ほど。体に染みついちゃってるんでしょうね。
記者仲間からは「２か月ぐらい経てば、また１年ぐらい来なくなるやろ」と声をかけられ、なるほど、阪神は春開催を最後に改修工事に入るため、今年いっぱいは使えないんですよね（もちろん、レースもありません）。ということで、プチ復帰みたいな２か月になりますが、自宅から最も近く、愛着のあるコース。実は意外に遅かった競馬場デビューの地（忘れもしない、豪雨の中でキョウエイマーチが鮮やかに逃げ切った９７年桜花賞）でもあります。存分に、この２か月は楽しみたいですね。
ということで、楽しむだけではいけないので、そろそろ本題へ。まずは明日の情報を中心にお伝えしていきましょう。
阪神２Ｒではソダシの弟、白毛のカルパ（牡、父モーリス）が初ダートに挑みます。このレースに使うと聞いた時、須貝調教師は「血統的にはこちらでもね」と話していたように、姉のソダシのイメージが強いですが、母のブチコは全４勝がすべてダートですから。一変ならここでしょう。
阪神４Ｒでは松下厩舎のサロニコス（牝、父ロードカナロア）が出走します。「これから良くなる馬だとは思いますが、スッと好位を取れるし、センスはある」と松下調教師は何とかしたい構えです。その松下厩舎では先週の競馬でギフテッドドリーム（牡、父キズナ）が２着。砂替わりで内容がグンと良化しました。「池添さんはまだ絞れるということでしたね」ということで、中１週で来週の競馬への起用が決定。３戦目での初勝利を狙います。
松下厩舎では阪神１０ＲのマーガレットＳにロードフロンティア（牡、父ロードカナロア）も出ますね。松下調教師は「とにかく行かせます」と堂々の逃げ宣言。ハイペース必至だと思うけど、開幕週の阪神は行ききれば、少々のペースでも残るんだよなぁ。少し不気味です。
ピューロマジック（牝、父アジアエクスプレス）は騎乗する松山Ｊの感触を２２日の更新でお伝えしたので、今日はミルテンベルク（牡、父モーリス）に騎乗する藤岡康Ｊの感触を。追い切り以外でもコンタクトを取っているようでして、「以前よりも落ち着きがあるように思います。今週はいい動き。この馬に関しては自分との戦い。ポテンシャルはあるので、それも踏まえて乗りたい」と力が入っていました。うん。手応えをつかんでいるような雰囲気でしたよ。
さて、昨日は報知杯弥生賞について触れたので、今日は牝馬。来週のチューリップ賞について、少し触れたいと思います。まずは勢力分布図に何の関係もないんですけど、関東馬がメッチャ栗東に入っております！ 昨年の阪神ＪＦで勝ったアスコリピチェーノ（牝、父ダイワメジャー）を始め、栗東滞在組が結果を出したこともあるんでしょうが、純粋に仕事が増えます笑。その翌週の報知杯ＦＲに出るコラソンビート（牝、父スワーヴリチャード）もやって来たらしいし…。
今年はご存じの通り、有力馬の多くが直行を選択しており、このトライアルの勝ち馬が本番で即主役となりそうな雰囲気ではない。現状で唯一、可能性があるとすれば朝日杯ＦＳ３着の異色派、タガノエルピーダ（牝、父キズナ）になるんでしょうかね。この血統、成長力も豊富です。あとは話題でいえば栗東にやって来ている、木村厩舎のガルサブランカ（牝、父キズナ）。ご存じ、イクイノックスの妹です。こちらは重賞初挑戦で２戦１勝。まぁ、混戦ムードだと思いますので、来週の栗東でしっかりと取材しておきたい。個人的には高野厩舎のショウナンマヌエラ（牝、父ジャスタウェイ）の巻き返しに期待しています。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
阪神３Ｒ・６アーマルコライト（脚質的に馬場がどうかも、その前に能力が一枚も二枚も上。このメンバーでは落とせない）
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
小倉９Ｒ・７コパノアントニオ（強い内容だった新馬Ｖの舞台で見直す。馬具も工夫）
小倉１２Ｒ・１０フラッシングレート（前走は脚を余したが最後は猛追）
中山１１Ｒ・８マテンロウスカイ（前走は開幕週の外枠。ここ先行利が生きる）
阪神４Ｒ・１８プルミエプランタン（大外枠は厳しいが、攻め馬良化。もっと走れる）
今日はここまで、また次回です。ではでは
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