2021年のJBCスプリント・交流G1など重賞3勝を挙げたレッドルゼル(牡8歳、栗東・安田隆行厩舎、父ロードカナロア)が現役を引退することを2月25日、同馬を所有する東京サラブレッドクラブが発表した。前走のフェブラリーS6着がラストランとなった。
前走後は宮城県の山元トレセンに放牧に出されていたが、検査の結果、右前脚の種子骨じん帯周辺の腱鞘(けんしょう)が炎症していることが判明した。一部の腱(けん)は石灰化していることが確認されるなど復帰には相当な時間を要するため、引退の決断に至ったとしている。通算27戦9勝(地方、海外含む)。今後は北海道浦河町のイーストスタッドで種牡馬入りする予定。