◆第61回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月3日、中山競馬場・芝2000メートル)
新馬戦、葉牡丹賞と中山2000メートルを連勝中のトロヴァトーレ(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父レイデオロ)は、追い切り後も順調に調整を続けている。3月1日は美浦・坂路を64秒1―16秒0で登坂。気合乗りは十分で、現状の力は存分に出せる状態だ。鹿戸調教師も「変わらず順調にきています。ここまでいい競馬をしてくれているし、今回の相手に結果を出せれば楽しみになるね」と目を細めた。
気になるのは当日朝に、ぱらついていた雨。「馬場はもう少し乾いてほしいね。風も強いし、晴れ予報で変わってくれないかな」と、トレーナーは馬場回復に願いを込めた。