◆高松宮記念追い切り(20日・栗東トレセン)
昨年2着のナムラクレアは、最終追い切りを初めて栗東・CWコースで行った。一杯に追われ、6ハロン82秒9―11秒5。騎乗した長谷川調教師は「先週が少し(負荷が)軽くなりましたからね。年齢的に落ち着けるようにはなってきていますが、(気持ちの)メリハリが少し気になったので」と意図を説明した。
動き自体に関しては「非常に道中リラックスして、関節の可動域というか、しっかり動けて内容は良かったと思います」と合格点を与えた。残り1ハロンを過ぎてステッキが2発入り、「もう少しピリッとしてほしいなというところがあったので、頑張ってもらうように指示しました。去年の高松宮記念やスプリンターズS(3着)と比べても遜色ない状態です」と納得の仕上げをアピール。スプリントG1・4度目の挑戦で、悲願のタイトルを取りに行く。(玉木 宏征)