◆第54回高松宮記念・G1(3月24日、中京・芝1200メートル)追い切り=3月20日、栗東トレセン
京都牝馬Sで初重賞制覇を飾ったソーダズリング(牝4歳、栗東・音無英孝厩舎、父ハーツクライ)は朝一番に武豊騎手が騎乗して坂路で追い切った。スピードに乗ると、すごい手応えですいすい駆け上がり、50秒9―11秒7を馬なりでマークした。ラスト1ハロン11秒7は高松宮記念出走のマッドクール、ルガルに並ぶ最速タイとさすがの動きだった。
武豊騎手は「思ったよりも時計が出ましたね。強くやらなかったけど、いい動きです」と笑みをみせた。距離を詰めた京都牝馬Sでナムラクレアに競り勝ち、改めて力のあるところを示した。「ローズS(8着)後にマイルにいったのがいい方に出た。1200のスペシャリストが集まったけど、どこまでやれるか。不安よりも楽しみですね」とレジェンドは期待を込めた。