【中山11R・ダービー卿チャレンジトロフィー】3連勝中のディオから入る。前走の東風S・リステッドは前に馬を置かなくても、脚をためることができたのが収穫。直線は追い出しを待つ余裕があり、危なげなく抜け出した。半兄のソウルラッシュは条件戦を3連勝した直後に、2022年の読売マイラーズCで重賞初Vを達成。1歳下の弟も、兄をほうふつさせる快進撃を続けている。
中2週続きだが先週、高松宮記念に出走したロータスランドの調教パートナーを務めたことは疲れがないことの表れ。今週も雨の影響で馬場が重くなった栗東の坂路で、ラスト1ハロン12秒4(4ハロン54秒1)と最後までしっかり走っていた。これまで58キロで3勝しており、ハンデ57・5キロは全く問題なし。4連勝での重賞初制覇で、今年の飛躍のきっかけにしてみせる。
パラレルヴィジョンも勝った前走は今回と同じ中山マイルのリステッド。走破時計はこちらの方が速く、Bコース初日で高速馬場になれば逆転できる能力はある。G3で2着が2回のセッションは3か月ぶりでも仕上がりが良く、ここでも上位争いに加わってくる。