3月30日の阪神9R・アザレア賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル=7頭立て)は、1番人気のインザモーメント(牡、栗東・田中克典厩舎、父キズナ)が好位から抜け出し2勝目。鮫島克駿騎手=栗東・フリー=は「クラシックに乗せたいですね」と、今後に期待を込めた。勝ち時計は2分26秒3(良)。
道中はやや力む面も見せたが、馬群のなかでジッと我慢。直線でも狭いところを割って抜け出し、最後は流す余裕がありながら2馬身半差をつけた。
「自信がありました。落とせないレースだと思っていたし、いかに内容良く走れるかだと思っていました。我慢を利かせられたし、次につながると思います」と鞍上。田中克調教師は「距離が延びても大丈夫と示してくれた。より大きなところに向かって進んでほしい」と今後の飛躍に期待した。