大阪杯でG1初制覇を飾ったベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎、父ロードカナロア)が一夜明けた4月1日、滋賀・栗東トレセンの馬房内で元気な姿を見せた。「レースを走り切った感はありますが、いつものレース後より元気ですね」と月野木助手も目を細めた。
レースでは、ローシャムパークとの激しいたたき合いを制したオペラ。前日の3月31日は栗東に午後8時頃に到着。渋滞で普段より1時間ほど時間を要したが、馬運車の中でもおとなしかったという。「走り終わった後、おなかがすいたのか『ご飯くれ』という感じでした」と同助手は様子を伝えた。今回が上村厩舎にとっても初のG1タイトル。次走は未定だが「まだ緩さが残っている」と成長途上だけに、今後のさらなる飛躍が楽しみだ。